理想の噛み合わせに(上顎下顎前突術)

下顎前突とはいわゆる受け口のことで、下の歯が上の歯より前方にある状態のことです。これを正常な位置に修正する手術です。一般の口腔外科では下顎骨全体を後方移動するために、術後1~4週間に及ぶ顎間固定と鼻腔チューブからの流動食摂取が必要でした。当院が行っている歯槽骨形成術セットバック法では短時間で理想的な噛みあわせが出来るばかりでなく、翌日から食事の経口摂取が可能です。


手術は下顎角部を広範囲に削った後に全層切除するために横顔のみでなく正面からもエラの部分が縮小するため小顔効果も明らかです。同時に咬筋の廃用性萎縮により、一層の小顔効果も期待出来ます。

受け口は、こんな方に最適です

◆噛み合わせが悪く、食事が楽しめない
◆人前で話をするのが辛い

手術の流れ

1.術前検査※手術のお申込み時には下記の検査が必要です。
・血液検査(HIV検査含む)・心電図・頭部レントゲン・胸部レントゲン・下顎パノラマ ・歯列モデル

2.来院
スタッフ・医師より手術のご説明をさせていただきます。

3.手術※約2時間程度
口腔内切開のため、手術痕は外から全く見えません。
先ず、下顎左右第4歯または第5歯を抜歯後、下顎歯槽骨(歯茎の骨)を骨切りして抜歯部の骨を切除し、セットバックにて全体を後方へ移動してワイヤーまたはチタンプレートで固定します。

4.手術後
当日帰宅可能です。
骨膜下剥離にて手術するために、神経や血管などを損傷する可能性もなく安全で腫れも僅かです。通常入院は不要ですが、術後状態やご希望により1泊入院も可能です。

【施術内容】 施術時間/約180分 麻酔/全身麻酔 リスク/麻酔の後遺症、神経による痺れ、左右差、腫れ

手術後の経過・注意事項について

固定:腫れの防止の為、最低3日間圧迫固定を行います。
抜糸:溶ける糸を使用するため不要ですが、医師の判断により2週間後に行うこともあります。

手術の限界について

噛み合わせ
上の歯と下の歯の位置関係を変える手術ですので、必ずしも正しい噛み合わせを得ることは出来ません。第一小臼歯を抜去することにより、歯の間に隙間が出来る可能性もあります。
発音について
上の歯と下の歯の位置関係が変わることにより、発音が多少変わることもあります。